桐一葉

ありがとうの言葉が

どこか切なく響く

涙を流したら

変わってたかな

 

心の奥 壊せやしない

希望があるなら

夜空に光る

星に手を伸ばす

 

淡色に霞むこの世界を

ずっと、ずっと彷徨いながら

もう1度だけ一緒に笑いあえるなら

今、ひとり 夜明けを待っている

 

「幸せになってね」 思ってない言葉が

あなたを好きな気持ちに

鍵をかけるの

その瞳に 夏の私は

どこにいるんだろ

もう黄金色に

あぁ街は染まってく

 

声も、髪も、その手も

溢れだす想い

枯れてしまう前に

 

すれ違うことのない世界で

きっと、きっと探し続ける

もしあなたとまた逢えるその奇跡を

ただ、ずっと 願い続ける

 

いつか、あなたの

温もりが消えてしまわぬように