金魚姫 フロア隅に揺れる人影の中でひと際目立つ君に心奪われ踊るネオンの揺らめき音が私を走る 光に群がり泳ぐ魚の群れギラギラする鱗 視線邪魔をする君から目が離せない泳ぐ私も魚 囲むように隔ててるAirのガラス駆ける様に揺られてるHairを照らす踊る夜に…

揺れながら

目の前で君は優しく微笑んでみたりするけどもう信じないから作り笑顔でかわして世渡り上手のふりして聞きたくないよ 何も でもホントは世界に飛び出し誰かにぎゅーっとされたいし手をつないでさ 満たされてさでも恋人ごっこはごめんだ寂しさに付け入りなめん…

雪と散る

教室から見える白いグラウンド降り積もる雪が隠してく足跡、思い出に変わるの 中庭の隅っこ二人作ったとぼけた顔の雪だるま元気かな?春が来なきゃいいのに キライ、キライ、キライこの場所が ただこのまま白く覆われ 凍っちゃえばいいのに 青い、未来、世界…

桐一葉

ありがとうの言葉が どこか切なく響く 涙を流したら 変わってたかな 心の奥 壊せやしない 希望があるなら 夜空に光る 星に手を伸ばす 淡色に霞むこの世界を ずっと、ずっと彷徨いながら もう1度だけ一緒に笑いあえるなら 今、ひとり 夜明けを待っている 「幸…